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05/01/25(火)01:06:38 No.22487100
「そんな…。」 消えたmeのベッドには「windowsME」のパッケージがぽつんとおいてあった。 2kには2000の、XPにはXPの、自分の名前と同じOSのパッケージが消えたベッドにあった。
「ヒッグ…エグ…姉さん…。」 meが一人ベンチに座っておっちゃんを抱きながら泣きじゃくっていた。 「おっちゃん、僕はどうしたら……ん?おっちゃん…?」 ハッっとmeは気が付いた。この猫は何だ?何で自分はこの猫を抱いているのか? 「この猫…ほっかむりをしてら。面白い猫だなぁ…お前。そうだ、お前も一緒に家で暮らすか。 姉さんがいなくなって寂しいけど…お前がいれば寂しくないや…ハハ。」
この町の崩壊はゆっくりながら、しかし確実に人々の心を蝕んでいた。
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