二次元裏@ふたば 「う…うぅん…。」

「…ちょいあさん?ねぇ!ちょいあさんが!」
「!? ちょいあ!無事なの?」
「……お姉ちゃん、誰?」
「え?」
「お姉ちゃん…誰なの?」
「ちょいあ、アンタ記憶が…?ちょっと自分の名前言ってみて。」
「私の名前は…風間…琴子。」
「ちょいあさん?」
「君は…誰?」
コンビニ・メディカルゾーン
「うぅ…。」
「XPちゃん!?」「わふ!」
「…ん。」
「2k!おい、大丈夫か2k!」
「98姉さんに98SE姉さんも意識が!」
コンビニのメディカルゾーン、あれからOS達がユーゼスに襲われ意識不明になっているOS達を看ていたが、
急に意識を取り戻つつあるOS達に一同がどよめく。
「…っはぁっ!」
「…ぅああああっ!!」
しかし容態が急変し苦しそうな声をあげ、さらに意識を取り戻したOS達の体が淡く光り始める。
「…!?」
「兄さん…私…もう…。」
「喋るな2k!98兄さん!2kが…2Kが!」
「一体何の… これは…一体!」

「ねぇ…xp…いる?」
「姉さん?」
「何か…駄目っぽいや…アハハ。」
「そんな事無いよ!ほら…姉さんの好きな白米のどんぶりめし…コレ食って…元気に…。」
「アンタ…育ち盛りなんだから食べていいよ…。家に帰れば…一杯食べ物あるから…。」
「嫌だ!そんなのいらないから…無事に…無事に…ヒグッ…。」

「脈拍が弱まっている…。クソッ!急いで手術室に!」
「兄さん…そんな事しても…たぶん駄目だよ。」
「うん、私もそんな感じがするんだ。」
「いいから喋るな98、98SE…今俺がどうにかしてやる!」
「関係者以外の面会謝絶」の張り紙がしてある病室。me(息子)と陛下が呼吸器をつけベッドに
寝ているmeの様子を見ていたが、
意識は無いもののやはり淡い光が体を覆っていた。
「陛下さん…どうなってるんですか!姉さんは…姉さんは!?」
「meの中の生体エネルギーが消えかけておる。これで間に合えばいいが…!」
陛下がme(娘)に向かって手をかざしエネルギーを送り込むが全く何も変わらない。
「そんな…」
meの体が更に光り輝きmeの目が薄く開いた。そして、口をゆっくりと動かしか細い声でme(息子)に話しかけた。

「ごめんね」

「え?」
そして、meは光の粒となって虚空に消えていき、それと同じく他の4人も光の粒となり虚空に消えていった。
「そんな…。」
消えたmeのベッドには「windowsME」のパッケージがぽつんとおいてあった。
2kには2000の、XPにはXPの、自分の名前と同じOSのパッケージが消えたベッドにあった。

「ヒッグ…エグ…姉さん…。」
meが一人ベンチに座っておっちゃんを抱きながら泣きじゃくっていた。
「おっちゃん、僕はどうしたら……ん?おっちゃん…?」
ハッっとmeは気が付いた。この猫は何だ?何で自分はこの猫を抱いているのか?
「この猫…ほっかむりをしてら。面白い猫だなぁ…お前。そうだ、お前も一緒に家で暮らすか。
姉さんがいなくなって寂しいけど…お前がいれば寂しくないや…ハハ。」

この町の崩壊はゆっくりながら、しかし確実に人々の心を蝕んでいた。
(続く)書くの忘れた…
次回に続くよ
この展開は…鬱じゃわい… 何この絶望的な展開…(´Д⊂ヽ 龍輝のTVスペシャル版みたく「これもまた一つの結末に過ぎない」という事にしておく。
俺の中で。
>この町の崩壊はゆっくりながら、しかし確実に人々の心を蝕んでいた。
哀しい… 哀しい… 
消えていく光景が想像できる…


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画像ファイル名:1106582620902.jpg-(99049 B)サムネ表示.
99049 B05/01/25(火)01:03:40 No.22486956 02:21頃消えます
虹裏町探訪記番外編スクリプト・虹裏町最期の日
第五話「さよならと忘却」
スクール虹裏・保健室
「としあき!なんでちょいあを守ってやらなかった!」
「そんな事言ったって…急に…やられたから…間に合わなくて…。」
「そんな事もあるか!お前が守ってやらなかったから…ちょいあが…ちょいあが!」
「みっともないよ兄さん。…そんな事したってちょいあの目は覚めやしないさ。」
「…っ!悪い…としあき。」
「…痔悪化さんの言う事はもっともです。女の子一人守れないようじゃ…僕は男の子失格です。」
ちょいあが倒れて保健室に運ばれた後、連絡を受けて兄の痔悪化が駆けつけていた。
虹裏病院からタイガー・ウッズ先生が呼ばれ容態を診るも全く原因は不明で
「ロスでもこんな症状は見たこと無いぜ…」と首を傾げていた。
「わはーは十傑集の招集がかかったから、何か情報をもって帰ってくれれば…。」
05/01/25(火)01:04:06 No.22486972
「う…うぅん…。」

「…ちょいあさん?ねぇ!ちょいあさんが!」
「!? ちょいあ!無事なの?」
「……お姉ちゃん、誰?」
「え?」
「お姉ちゃん…誰なの?」
「ちょいあ、アンタ記憶が…?ちょっと自分の名前言ってみて。」
「私の名前は…風間…琴子。」
「ちょいあさん?」
「君は…誰?」
05/01/25(火)01:04:22 No.22486983
コンビニ・メディカルゾーン
「うぅ…。」
「XPちゃん!?」「わふ!」
「…ん。」
「2k!おい、大丈夫か2k!」
「98姉さんに98SE姉さんも意識が!」
コンビニのメディカルゾーン、あれからOS達がユーゼスに襲われ意識不明になっているOS達を看ていたが、
急に意識を取り戻つつあるOS達に一同がどよめく。
「…っはぁっ!」
「…ぅああああっ!!」
しかし容態が急変し苦しそうな声をあげ、さらに意識を取り戻したOS達の体が淡く光り始める。
「…!?」
05/01/25(火)01:04:46 No.22487001
「兄さん…私…もう…。」
「喋るな2k!98兄さん!2kが…2Kが!」
「一体何の… これは…一体!」

「ねぇ…xp…いる?」
「姉さん?」
「何か…駄目っぽいや…アハハ。」
「そんな事無いよ!ほら…姉さんの好きな白米のどんぶりめし…コレ食って…元気に…。」
「アンタ…育ち盛りなんだから食べていいよ…。家に帰れば…一杯食べ物あるから…。」
「嫌だ!そんなのいらないから…無事に…無事に…ヒグッ…。」

「脈拍が弱まっている…。クソッ!急いで手術室に!」
「兄さん…そんな事しても…たぶん駄目だよ。」
「うん、私もそんな感じがするんだ。」
「いいから喋るな98、98SE…今俺がどうにかしてやる!」
05/01/25(火)01:05:38 No.22487046
「関係者以外の面会謝絶」の張り紙がしてある病室。me(息子)と陛下が呼吸器をつけベッドに
寝ているmeの様子を見ていたが、
意識は無いもののやはり淡い光が体を覆っていた。
「陛下さん…どうなってるんですか!姉さんは…姉さんは!?」
「meの中の生体エネルギーが消えかけておる。これで間に合えばいいが…!」
陛下がme(娘)に向かって手をかざしエネルギーを送り込むが全く何も変わらない。
「そんな…」
meの体が更に光り輝きmeの目が薄く開いた。そして、口をゆっくりと動かしか細い声でme(息子)に話しかけた。

「ごめんね」

「え?」
そして、meは光の粒となって虚空に消えていき、それと同じく他の4人も光の粒となり虚空に消えていった。
05/01/25(火)01:06:38 No.22487100
「そんな…。」
消えたmeのベッドには「windowsME」のパッケージがぽつんとおいてあった。
2kには2000の、XPにはXPの、自分の名前と同じOSのパッケージが消えたベッドにあった。

「ヒッグ…エグ…姉さん…。」
meが一人ベンチに座っておっちゃんを抱きながら泣きじゃくっていた。
「おっちゃん、僕はどうしたら……ん?おっちゃん…?」
ハッっとmeは気が付いた。この猫は何だ?何で自分はこの猫を抱いているのか?
「この猫…ほっかむりをしてら。面白い猫だなぁ…お前。そうだ、お前も一緒に家で暮らすか。
姉さんがいなくなって寂しいけど…お前がいれば寂しくないや…ハハ。」

この町の崩壊はゆっくりながら、しかし確実に人々の心を蝕んでいた。
05/01/25(火)01:11:21 No.22487322
(続く)書くの忘れた…
次回に続くよ
05/01/25(火)01:13:04 No.22487397
この展開は…鬱じゃわい…
05/01/25(火)01:14:42 No.22487479
何この絶望的な展開…(´Д⊂ヽ
05/01/25(火)01:16:31 No.22487585
龍輝のTVスペシャル版みたく「これもまた一つの結末に過ぎない」という事にしておく。
俺の中で。
05/01/25(火)01:19:52 No.22487742
>この町の崩壊はゆっくりながら、しかし確実に人々の心を蝕んでいた。
哀しい… 哀しい… 
05/01/25(火)01:34:42 No.22488458
消えていく光景が想像できる…


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