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05/03/10(木)01:55:55 No.25028862
ヘイカリオンの遥か直線状には荒らしの神を挟むようにして一つの古びた扉があった。 「新たなる旅路への扉!今こそ!」 扉が淡く光り始めた。
虹裏町上空、サブレに乗った二人の男がいる 「ゲート・オブ・マヨイガ?そうか、あれなら…!」 「そうです。あらゆる異世界へ旅立つことが出来る扉、マヨイガ。陛下殿はあれを使おうとしています。」 「だが最後に使われたのは確か16年くらい前のネー=トラス帝国侵攻の時、しかもそれで ヘイカリオン以外の十傑集の機神は全部大破しているぞ。ヘイカリオン一機で扉は開けるのか?」 「恐らく陛下殿は機体の全エネルギー、いや、自身の生命エネルギー全てを使うつもりでしょう。」 「陛下…奴と刺し違える気か!」 「しかし陛下殿は虹裏町になくてならない存在です。このような所で死ぬなど、誰も望んでいませんよ。 だから仮面を脱いで元に戻った貴方の力が必要なんですよ。」
「双葉敏明さん。」 (続く)
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