「98も相変わらず薬品の匂いがするな。それはさておき、たまたま諸国を漫遊していたら
あやつに会ってな。今の町の状況を聞いて急ぎ駆けつけ馳せ参じたというわけだ。」
「九拾五兄様、“あやつ”って？」
「あぁスマン。諸葛孔明氏と伊勢きりこ女史だ。町の有事に際してはろぉわぁくの人員を引き連れておったな。」

「何だって！伊勢きりこは…としあきを連れ去っていったんじゃ…。」
「むすーさんには説明してませんでしたね。あれは偽者です。」
「と言う事は、本物が帰ってくるわはー！」

虹裏町立総合体育館（妄想選手権ドーム）前
「（ｸﾝ）だぁくそっ！奴等的確に動きやがる！」「（伝説様の雷ははずれた！）」
「Shit！我が合衆国自慢の特殊機動重装甲がここまでコケにされるとはな！
HEYジョディ！周囲の状況を…通信まで遮断されたか！パーティーの夜はまだ更けてはいないというのに！」
「耐久力、素早さ、どれをとっても飛躍的に上昇している…。雪の弾薬もあと少しで…っ。」
「ハァッ！テイッ！…自転車のチェーンの磨耗が激しい。このままではジリ貧、消耗戦に…」

体育館前、ナッパ、伝説様、大統領、雪さんと危いは各員奮戦するも変化した荒らし達の性能に
苦戦しジワジワと追い込まれていった。
「（…「」さん、としあきさん、申し訳ありません。雪は皆を守れず…）」

「雪、オマエはいつからそんな臆病風に吹かれるようになったんだ？」

誰かの声が響き、前に居た荒らし達が肉の裂ける音と共に上に吹き飛んだ。
「全く来てみれば情けない。お前は十傑集の一人なんだ、最期まで諦めるな。」
「あ、貴方は…闇雪さん！」「あはははははは！逝きも一緒デース！」
雪の目の前に闇雪と逝きさんの姿があった。
「数ガフエタトコロデドゥオウニカナルカァ！！」
「…うるさい。」「何ッ！コレﾊ…」
「ネコナリア、締めて。」
飛び掛った荒らしが黒い何かに巻き取られ、そのまま強力な力で締め付けられた。
「（ﾊﾞｷﾎﾞｷ）ｷﾞｷﾞｯ…（ボキ）ｷﾞﾊｧ！！」

体中の骨が砕け荒らしはポイと投げ出された。
「ちび雪さんも…。」
「久し振りだね、雪さん。」「しかし孔明氏の言う通りひどい状況だ。」
「え？闇雪さん、今孔明って…。」
「あぁ。隣県のしおから市に私とちび雪宛ての連絡がきてな。孔明氏が今の状況を説明して
力を貸して貰えないだろうかと頼んでいた内容だった。無論断る理由もないからここまで来たというわけさ。」
「それで私と闇雪は町に向かっていて、途中で逝きさんと会ったの。逝きさんは“キスを追求する旅”
に出ていてたまたま町の近くによってたらしくて事情を話したら」
「私もついて来たの！逝きのキスを阻むものはみんなブッ倒せー！あははははははは！」
「雪、たとえ住む場所が違えど私達は同じ所で生まれた仲間だ。お前が苦しい時はいつでも駆けつけるさ。」

<<…大統領！応答してください！>>「ジョディか！」<<今まで心配をおかけしました。ですがもう大丈夫です。パーティーの余興はこれからですから！>>頭上をエアフォース・ワンの巨体が通り抜け、後部のカーゴから何かが降ってくる。<<Mr.孔明氏からの補給物資です。それと、パーティーの飛び入り参加をしたい方が居るそうで！>>「ハッハーッ！マイコー！私もパーティーに混ぜてくれないか！」「お前はリチャード！何故ここに！」「こんな詰まらん奴に貴様の首を取られるのは少々惜しくてな！」エアフォーズ・ワンからもう一機の特殊機動重装甲が降下してくる。それは紛れもなく合衆国副大統領、リチャード・ホークのものだった。<<悪いですがパーティーの参加者は彼だけではありませんよ！>>そして空からもう一機降下してくる。赤い華奢なボディに多彩な武装が踊る機体。「HEY、まさか…」<<今は男女平等の時代ですよ？女性が戦場に出るのもごく普通です。>>

「それにその機体は？」
<<これは我が合衆国が開発した最新鋭の量産機、クラウドブレイカー。AIサポートにより
私のような未訓練の者でも乗りこなす事が可能です。>>
「マイケル、おしゃべりしていると折角の時間が勿体無いぞ？」
「あぁ、ならパーティーの続きだ。」<<YES大統領。>>
「レッツ、ロック！！」

虹裏町に集う人々、その力。それはやがて大きな力となり悪しき意志を打ち砕く。（続く）

おぉ全員集合か…　
こういう展開になるだろうと分かっていても弱いのよこれに。

I can fly?(hey!)You can fly?(hey!)We can fly?(hey!)もっともっと！

サブストーリー「目覚めよ「」、目覚めよその名」
http://img.2chan.net/b/res/22797181.htm

サブキャラ大集合は漢の夢

擬人化OSの中でも影の薄い人きたー
でも大好きです旦那

マジでわからんキャラがいるな…

逝きさん本当に(定時で)戻ってこないかな…