<<チ、地下300mニアル“モッコス封印地点”デス！>>
「何ぃ！？」
<<縛鎖式ナロー捕縛結界、第一、第二積層突破サレマシタ！第三積層モモウ少シデ…>>
「…皆の衆！急ぎモッコス封印地点へ急ぐぞ！2番、転送の用意は？」
「直ぐにでも。」

『その必要は無い』

「！」
十傑集達とムスカの頭上に声が響く。
「…遅かったか！」

『バルロイ二世、通称“衝撃の陛下”。数々の荒らしを打ち砕いた我々最大の敵。
だがそれも、今日という日をもって潰えるのだ。』

その時、外の空間がピリピリと震えた。
<<最後ノ第四積層ガ突破！三体ハ…ユ、融合シテマイス！モッコスト融合シテイマス！>>
「外に出るぞ！最悪、そこで食い止める！」
「はい！…テレポート！」
十傑集は2番のテレポートによってコンビニの外部に転送される。しかし空間の震えは止まってしまった。
<<陛下サン！地下ノ三人ノ反応ガモッコスト共ニ消失シマシタ、警戒シテ下サイ>>
「了解した。」
しばしの間静寂が周囲を支配する。荒らし達が町中にはびこっている筈なのに物音一つしない。

『我々　ha　こﾉ　邪神no力ヲ手にｼte　全テを　無に　ｶeす』

虹裏山の方角の空が激しく歪み、何かが軋む音が聞こえる。

『ネタﾊ　いraナｲ　全部　キエテシマエバイイ』

「来るぞ！」
歪みが最高潮に達したその時、歪んだ空間が裂け何かがにじみ出てきた。そしてそれは空間の裂け目を
無理矢理こじ開けてこちら側にやって来た。
「…おいおい、冗談じゃねえぜこりゃあよぅ！」「ハァ、非常に宜しくないですね阿部さん」
「あれは…とても嫌な感じがして…とても悲しいわはー」「わはーさん、私も…そんな感じがします」
コンビニ正面ゲートにいた三人もその異様な事態をひしひしと感じ取っていた。
「こ、これは一体…？」
「んなっ、何よアレ！」
「…どうやラこの町に迫っている危機ハ…！相当なものデスネ！」
虹裏山に出現した“何か”と対峙する陛下達
「もはや荒らしの意識体や邪神というレベルではない…！あれは…

“無”そのものじゃ！」（続く）

画像だけで震えるのはフローレン以来だ…

さぁ巨大化VSロボの戦いだ！

ちゃんとモッコス・ユーゼス・孔明・キリコを確認できた。
酷い画像だGJ!

>酷い画像だＧＪ!
腰にさらに嫌なものが見えるよ･･･うn･･･