二次元裏@ふたば 「ここで俺と一緒に凍るんだわ」
「俺と一緒にここで命運を共にしてくれる人キボンウ」

しかし、途中で桃太郎とアージュ最高達が立ちはだかる。
「えぇい鬱陶しい!子龍!」
「了解です!」
「皆さんっ! お は よ う ご ざ い ま す !」
「そして…寝なさぁぁぁぁぁぁぁぁいッッ!!」
「「必殺!剛双朝礼破吼撃!!(ごうそうちょうれいはこうげき)」」
子龍の大朝礼吼破(だいちょうれいこうは)と陛下の衝撃波が組み合わさり子龍の顔の形をした
衝撃波が荒らし達を蹴散らす。しかし尚荒らし達の勢いは止まらない。
ようやっと第十一区画に差し掛かったその時、頭上から声がした。
「さぁ…地を這う者なら、もっと足掻いてみろ。」
「」達の頭上に偽のきりこが現れ、手を下に向かって手をかざすと地響きと共に地面が割れ始めた。
「建物じゃ、上にあがるぞ!」
「「」、行くぞ!」
「阿部さん後ろから抱えないで何か硬い感触が尻に!尻に!」
「奥さん、失礼します!」
「めどいのでどう抱えてもいいです。」
めどいと「」は阿部と子龍と共に付近のビルの上に登る。
「ダァッ!ハァッ!テイッ!」
「特に苦も無し!スパイダーマン!」
XPは三角蹴りで駆け上がり、スパイダーマンは張り付いて登って来た。
「としあき、ワシの背に乗れ。」
「うん!」
としあきを負ぶった陛下は両手から衝撃波を出しジェットの要領で上昇する。
「よし、全員登ったな。屋根伝いになるがもう少しで雪達と合流できる。行くぞ!」
全員駆け出したその瞬間。
「オナイ―――――――――ッ!!!」
アージュ最高の投げた瓦礫がビルの角を直撃した。
「うわっ、わわわわわわっ!」
屋上の端に居たとしあきの足場が崩壊し、としあきがビルから落ちた。
「としあきっ!」
その時、誰よりも早く駆けたのはスパイダーマンだった。
何も言わずにビルから飛び降り糸を出してとしあきに絡める。それをビルの屋上にいる「」達の
方に投げ、自分もウェブを出しビルに引っかかろうとした。

だが、糸は出なかった。ブレスレットの中にはもう、糸は残っていなかったのだ。

「ここまでか…お前達の無事を祈る!達者でな!」
「…スパイディー?」
彼は覆面をしているはずなのに、「」達が見たその顔は何故か笑っているように見えた。
そして、スパイダーマンは凍りゆく町にそのまま落ちていった。
「…ここに居たら全員凍ってしまう。あやつの犠牲を無駄にするな!」
悲壮な顔をした陛下が言い、再び脱出するために駆け出した。
「一人は犠牲になったか、まあいい。「」!貴様の体に刻まれた崩壊は既に始まっている。
もはや逃れる事は出来ん!ヌゥハハハハハハハ!!」
偽の孔明の声が頭上に響いた。
「…スパイダァ――マァ―――ン!!!!」
としあきの叫び声は、凍りゆく町に吸い込まれていった。

十数分後・虹裏町第十区画
「やはりここまでは凍らせ出来んか…。」
「そのようですね、あの力には十二年前と同じものを感じます。…おそらく十二年前の事件も。」
陛下達はスパイダーマンという大きな犠牲を払いながらも無事に封鎖区画を脱出。
雪さんと2番たん達と合流していた。
「…ヒック、スパイダーマン…ウエッ…。」
唐突に愛すべき同居人を失ったとしあきは泣きじゃくっていた。
「としあき…。」
「俺は、としあきが落ちた時に結局何も出来ず…に…。」
「自分を責めるな「」…。!? どうした!」
「…胸が…熱…何だ…何も…考えられな…なっ…」
陛下が「」に目を向けると「」が急に胸を抑えて苦しみだした。
「「」さん…?「」さん!どうしたんですか!しっかりしてください!」
「俺は……………何……だ………俺…は………………誰……だ…」
そのまま「」は前のめりに倒れてしまった。
「早くコンビニへ急ぎましょう!もしかしたら、今までの二の舞になるる可能性が…!」
「わかっとる!急ぐぞ!」
陛下達は急ぎコンビニへと帰還した。
この町を襲った今までの事件
それは一時の決着を見たが
それは新たなる始まりへと繋がる

(虹裏町スクリプト・虹裏町最期の日 第1部「ナロー色の空」編・完)
ここで一区切りするだけなので
明後日辺りから新しく第二部が開始ですよー

え?長い?orz
長っ! しかし継続もまた力なり。
お疲れ記者「」氏。明日はお休みかな?
> お は よ う ご ざ い ま す !
> そして…寝なさぁぁぁぁぁぁぁぁいッッ!!
また十傑集が無茶を言う…
誰か構ってあげなよ いや、良いSSだと思うし長いのもまた良しなんだが…
申し訳ないがレスし辛い。ぬこ先生並みに。
よし、明日は休みだな?
それじゃあ心行くまで寝て待つ。

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画像ファイル名:1108484405962.jpg-(48916 B)サムネ表示.
48916 B05/02/16(水)01:20:05 No.23752129 02:31頃消えます
虹裏町スクリプト・虹裏町最期の日
第十八話「一時の終わり、新たなる始まり」
とっさにとしあきを「」が庇い横に飛ぶが、背中を電撃のようなものがかする。
「グッ…!」
「だ、大丈夫か親父?」
「ちょっとかすっただけだ、大丈夫。」
「「」!…しからば、お主の様な存在は許すわけにはいかぬなぁ!」
陛下がノーモーションで衝撃波を三人に向けて放つが既に三人の姿は遥か頭上に浮かんでいた。
「フン、じきにこの町も無くなる。せいぜい最期のひと時を楽しむが良い、ここから出られればの話だがな…。」
その言葉と共に町が白黒に染まっていく。
「…あやつめ!わし等ごとこの区画を凍らせる気か!」
「ジジイ!走るぞ!」
「言わんでもわかっとるわい「」!皆の衆、行くぞ!」
白黒に染まりゆく町の中を駆けていく一行。
05/02/16(水)01:20:34 No.23752152
「ここで俺と一緒に凍るんだわ」
「俺と一緒にここで命運を共にしてくれる人キボンウ」

しかし、途中で桃太郎とアージュ最高達が立ちはだかる。
「えぇい鬱陶しい!子龍!」
「了解です!」
「皆さんっ! お は よ う ご ざ い ま す !」
「そして…寝なさぁぁぁぁぁぁぁぁいッッ!!」
「「必殺!剛双朝礼破吼撃!!(ごうそうちょうれいはこうげき)」」
子龍の大朝礼吼破(だいちょうれいこうは)と陛下の衝撃波が組み合わさり子龍の顔の形をした
衝撃波が荒らし達を蹴散らす。しかし尚荒らし達の勢いは止まらない。
ようやっと第十一区画に差し掛かったその時、頭上から声がした。
「さぁ…地を這う者なら、もっと足掻いてみろ。」
「」達の頭上に偽のきりこが現れ、手を下に向かって手をかざすと地響きと共に地面が割れ始めた。
「建物じゃ、上にあがるぞ!」
05/02/16(水)01:21:02 No.23752172
「「」、行くぞ!」
「阿部さん後ろから抱えないで何か硬い感触が尻に!尻に!」
「奥さん、失礼します!」
「めどいのでどう抱えてもいいです。」
めどいと「」は阿部と子龍と共に付近のビルの上に登る。
「ダァッ!ハァッ!テイッ!」
「特に苦も無し!スパイダーマン!」
XPは三角蹴りで駆け上がり、スパイダーマンは張り付いて登って来た。
「としあき、ワシの背に乗れ。」
「うん!」
としあきを負ぶった陛下は両手から衝撃波を出しジェットの要領で上昇する。
「よし、全員登ったな。屋根伝いになるがもう少しで雪達と合流できる。行くぞ!」
全員駆け出したその瞬間。
05/02/16(水)01:21:32 No.23752199
「オナイ―――――――――ッ!!!」
アージュ最高の投げた瓦礫がビルの角を直撃した。
「うわっ、わわわわわわっ!」
屋上の端に居たとしあきの足場が崩壊し、としあきがビルから落ちた。
「としあきっ!」
その時、誰よりも早く駆けたのはスパイダーマンだった。
何も言わずにビルから飛び降り糸を出してとしあきに絡める。それをビルの屋上にいる「」達の
方に投げ、自分もウェブを出しビルに引っかかろうとした。

だが、糸は出なかった。ブレスレットの中にはもう、糸は残っていなかったのだ。

「ここまでか…お前達の無事を祈る!達者でな!」
「…スパイディー?」
彼は覆面をしているはずなのに、「」達が見たその顔は何故か笑っているように見えた。
そして、スパイダーマンは凍りゆく町にそのまま落ちていった。
05/02/16(水)01:22:04 No.23752227
「…ここに居たら全員凍ってしまう。あやつの犠牲を無駄にするな!」
悲壮な顔をした陛下が言い、再び脱出するために駆け出した。
「一人は犠牲になったか、まあいい。「」!貴様の体に刻まれた崩壊は既に始まっている。
もはや逃れる事は出来ん!ヌゥハハハハハハハ!!」
偽の孔明の声が頭上に響いた。
「…スパイダァ――マァ―――ン!!!!」
としあきの叫び声は、凍りゆく町に吸い込まれていった。

十数分後・虹裏町第十区画
「やはりここまでは凍らせ出来んか…。」
「そのようですね、あの力には十二年前と同じものを感じます。…おそらく十二年前の事件も。」
陛下達はスパイダーマンという大きな犠牲を払いながらも無事に封鎖区画を脱出。
雪さんと2番たん達と合流していた。
05/02/16(水)01:22:20 No.23752242
「…ヒック、スパイダーマン…ウエッ…。」
唐突に愛すべき同居人を失ったとしあきは泣きじゃくっていた。
「としあき…。」
「俺は、としあきが落ちた時に結局何も出来ず…に…。」
「自分を責めるな「」…。!? どうした!」
「…胸が…熱…何だ…何も…考えられな…なっ…」
陛下が「」に目を向けると「」が急に胸を抑えて苦しみだした。
「「」さん…?「」さん!どうしたんですか!しっかりしてください!」
「俺は……………何……だ………俺…は………………誰……だ…」
そのまま「」は前のめりに倒れてしまった。
「早くコンビニへ急ぎましょう!もしかしたら、今までの二の舞になるる可能性が…!」
「わかっとる!急ぐぞ!」
陛下達は急ぎコンビニへと帰還した。
05/02/16(水)01:22:46 No.23752274
この町を襲った今までの事件
それは一時の決着を見たが
それは新たなる始まりへと繋がる

(虹裏町スクリプト・虹裏町最期の日 第1部「ナロー色の空」編・完)
05/02/16(水)01:24:18 No.23752357
ここで一区切りするだけなので
明後日辺りから新しく第二部が開始ですよー

え?長い?orz
05/02/16(水)01:26:11 No.23752468
長っ! しかし継続もまた力なり。
お疲れ記者「」氏。明日はお休みかな?
05/02/16(水)01:28:33 No.23752585
> お は よ う ご ざ い ま す !
> そして…寝なさぁぁぁぁぁぁぁぁいッッ!!
また十傑集が無茶を言う…
05/02/16(水)01:34:45 No.23752959
誰か構ってあげなよ
05/02/16(水)01:48:49 No.23753836
いや、良いSSだと思うし長いのもまた良しなんだが…
申し訳ないがレスし辛い。ぬこ先生並みに。
05/02/16(水)01:55:23 No.23754188
よし、明日は休みだな?
それじゃあ心行くまで寝て待つ。


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