二次元裏@ふたば 第十四・十五区画間
崩壊する障壁に驚くXP
「な、何だ…?」
「…壁が壊されるとはな、油断ならぬ相手のようだ。」
XPに倒されたはずのユーゼスがムクリと起き上がる。
「何…ッ!」
「呼んでいるな…この先に来い、全てはそこにある。」

第十五区画
「」の頭上を三つの影が駆ける。
「どうやら無事のようじゃの。」
三つの影は「」の目の前に降り立った。
「陛下!子龍!阿部!」
「よぉ、その分じゃ尻も元気そうだな。」
「皆さん大丈夫ですかっ!」
「「」さん…としあき…スパイダーマンさん…よかったです。」
XPとめどいがこちらに向かい駆けて来た。
「フフ…役者は揃ったようですね。」
孔明の左右にきりことユーゼスが現れる。きりこの欠けた顔に一同が驚きの色を隠せなかった。
「き、きりこの顔が…欠けてる!」
「まさか私のこの姿を見られるとはな。となれば…」
「もうこの姿も無意味という事か。」
孔明が自らの顔に手刀を突き刺し、手をずぶりと食い込ませる。
「…ッ!」
そのままはがす様に顔の皮半分を破った。しかし、そこにはきりこと同じように深淵が覗くだけ。
ユーゼスも仮面を剥がすがやはり深淵がそこに覗くだけであった。
「こいつぁ…。」
「成る程の。お主ら本物ではないな?そして、人ですらも無い。」
「あぁそうだ、我等は本物ではない。この姿も作り物だ。」
「我々は顔無き者、無貌の者。普遍的な一つの意思の集合体。」
「昔、人々の無意識深くにある“妬み”“煽り”“釣り”の意思がそれぞれ固まり我々が生まれた。」
「生まれた我等は姿を変え、名を変え、荒らしを生み出し影から虹裏町を荒らしていた。」
「この町を荒れた場所、厨房の世界にするために。」
「その為にもネタ分は消去する。そう、こんな具合にだ。」
孔明だったものがとしあきに手を向け電撃のようなものを放つ。
「危ねぇとしあき!」
としあきに向かって電撃が放たれるが、咄嗟に「」が間に入った。(続く)
おお!初リアルタイム!!
記者「」に前から言いたかったんだが、陛下は2番たんの事を
「秋子」って呼んでなかったっけ?昔の虹裏ではそうだった気がするのだが…
まあその辺は個人の自由か。

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画像ファイル名:1108397417704.jpg-(19262 B)サムネ表示.
19262 B05/02/15(火)01:10:17 No.23691911 02:12頃消えます
虹裏町スクリプト・虹裏町最期の日
第十七話「無貌の者」
虹裏町第十四区画
突如として今まで囲んでいた障壁が崩壊してゆく。それを見つめるめどい。
「壁が…割れる…」
「壁が破られたか、やはりこの町は一筋縄でいかぬようだ。…“奴”が呼んでいるな。」
きりこ、いや、“きりこのような誰か”が歩き出す。
「待って下さい。」
「お前の伴侶の元に行けば分かる。」
そう言ってきりこのような誰かが消えた。
05/02/15(火)01:10:46 No.23691936
第十四・十五区画間
崩壊する障壁に驚くXP
「な、何だ…?」
「…壁が壊されるとはな、油断ならぬ相手のようだ。」
XPに倒されたはずのユーゼスがムクリと起き上がる。
「何…ッ!」
「呼んでいるな…この先に来い、全てはそこにある。」

第十五区画
「」の頭上を三つの影が駆ける。
「どうやら無事のようじゃの。」
三つの影は「」の目の前に降り立った。
「陛下!子龍!阿部!」
「よぉ、その分じゃ尻も元気そうだな。」
05/02/15(火)01:12:49 No.23692059
「皆さん大丈夫ですかっ!」
「「」さん…としあき…スパイダーマンさん…よかったです。」
XPとめどいがこちらに向かい駆けて来た。
「フフ…役者は揃ったようですね。」
孔明の左右にきりことユーゼスが現れる。きりこの欠けた顔に一同が驚きの色を隠せなかった。
「き、きりこの顔が…欠けてる!」
「まさか私のこの姿を見られるとはな。となれば…」
「もうこの姿も無意味という事か。」
孔明が自らの顔に手刀を突き刺し、手をずぶりと食い込ませる。
「…ッ!」
そのままはがす様に顔の皮半分を破った。しかし、そこにはきりこと同じように深淵が覗くだけ。
ユーゼスも仮面を剥がすがやはり深淵がそこに覗くだけであった。
「こいつぁ…。」
「成る程の。お主ら本物ではないな?そして、人ですらも無い。」
05/02/15(火)01:14:27 No.23692150
「あぁそうだ、我等は本物ではない。この姿も作り物だ。」
「我々は顔無き者、無貌の者。普遍的な一つの意思の集合体。」
「昔、人々の無意識深くにある“妬み”“煽り”“釣り”の意思がそれぞれ固まり我々が生まれた。」
「生まれた我等は姿を変え、名を変え、荒らしを生み出し影から虹裏町を荒らしていた。」
「この町を荒れた場所、厨房の世界にするために。」
「その為にもネタ分は消去する。そう、こんな具合にだ。」
孔明だったものがとしあきに手を向け電撃のようなものを放つ。
「危ねぇとしあき!」
としあきに向かって電撃が放たれるが、咄嗟に「」が間に入った。(続く)
05/02/15(火)01:17:57 No.23692352
おお!初リアルタイム!!
記者「」に前から言いたかったんだが、陛下は2番たんの事を
「秋子」って呼んでなかったっけ?昔の虹裏ではそうだった気がするのだが…
まあその辺は個人の自由か。


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