二次元裏@ふたば 「フフ…相談は終りましたか?私は構わないですが“彼等”は待ってくれませんよ?」
孔明が指を鳴らすと何処からともなく桃太郎の集団が這い出てくる。
「二人だけか」
「十二分に潰してやるわ」
「死ねカス」
「さて、としあき君は私が預かりましょうか。返してほしければここまで上がりなさい。」
孔明のその言葉と共に一斉に桃太郎達が飛びかかって来る。
「よし、いくぞスパイディー!」
「合点承知の助!スパイダーマン!」
「」がバールを抜きスパイダーマンと共に桃太郎達と向かい合う。
「蜘蛛野郎は厄介だ!早く潰すぞ!」
「いや「」をやれ!引き篭もっているから体力は少ないぞ!」
「「面倒臭ぇ!二人ともやっちまえ!」」
桃太郎達が一斉に飛び掛るが、広がったスパイダーマンの糸に絡め取られる。
「さっきから言わせりゃ…本場のNEETってのを見せてやる!」
糸に絡め取られた桃太郎達に「」がバールの一撃を見舞い一人一人沈めていく。
「うnー!!」
前方の地面が割れアージュ最高が複数現れ、「」に殴りかかる。
「オーナーイーッ!!」
「しまった!」
アージュ最高の拳が「」に当たろうとしたその時、バールが黒い光を放ちアージュ最高を吹き飛ばした。
「…な~んてね。アイテムその一、「グラヴィティー・バール」!まずは“圧”!」
「」がバールをアージュ最高に向けると見えない何かの力によりアージュ最高の体が地面に押しつぶされた。
「ほう…見たところ重力制御を施しているように見えますね。」
「うぅ…ん、ここは…。」
ビルの上で傍観している孔明。隣でぐったりしていたとしあきの目が覚めた。
「目覚めましたかとしあき君。」
「…!?孔明先生!」
「フフ…アレを見なさい。貴方の父とその同居人が不利な状況の中精一杯足掻いていますよ。
何やら道具まで持ち出していますが、果てさて何時まで通じるでしょうね。」
「…父さんは勝つよ。」
「ほう?」
「スパイダーマンだっているんだ、絶対に勝つよ。俺の父さんはここぞという時に決める父さんなんだ。
だから…あんなのに負けない!」
「さて、どうなることやら…。」
「スパイディー!糸出して何かに掴まれ!え~っと…“引”!」
今度は「」を中心として荒らし達や物体が引き寄せられる。
「そして“圧”!」
引き寄せられた荒らし達は見えない何か=重力によって押し潰された。
「こ、効果範囲は思ったより狭いぞ!距離を取って攻撃だ!」
「デター!」
荒らし達が離れて「」に投石を始める。数が数だけに膨大な量の石や瓦礫が飛んでくる。
「こういう時は…“斥”!」
「」の周囲にエネルギーの力場が発生し飛んできた石や瓦礫を弾き返す。
「くそっ!」
「注意一秒怪我一生!スパイダーマン!」
荒らし達が「」に気を取られている隙にスパイダーマンがウェブで動きを封じる。
「更に…“圧”!」
「…」「…」「…」
「あれ?“圧”!」
「」がバールのスイッチを押すが何も起きない。その直後、バールの持ち手からアラームが鳴った。
「解説書…「アラーム音はバッテリー切れです、交換してください」…マジか」
「落ち着いて逝くんだわ」「うn」
桃太郎とアージュが「」ににじり寄る。
「え~っと…!アイテムその二、「マインドアップロードボム」!
“虹黒”“惨事黒”“白液書房”“まつやん”“やめて”?…まぁいいや、全部投げちまえ!」
「」がリュックに入っていた手榴弾のようなものを投げつけると榴弾が炸裂し閃光が一瞬辺りを包む。
光がやんだ後、そこには荒らし達が頭を抱えて転がっていた。
「やめてやめてやめてやめて…あっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…」
「芽衣子たん助けて芽衣子たん助けて芽衣子たん助けて…」
「まままマジ勘弁!スパイダーマン!」
「頭の中にとてつもないイメージが大量に…説明書は…“これはラベルに書いてあるイメージを
大量に脳内に送り込む特殊武器です。複数同時使用は精神崩壊を引き起こす危険性がありますので
注意してください”…KOEEEEEEEEEEEEE!!!!なんつーもん渡すんだよ!」
「で、でも…孔明への道へ一直線…ス、スパイダーマン…。」
「フフ…そうですかねぇ?」
孔明が指を鳴らすと倒れていたはずの荒らし達がふらりと起き上がる。
「この者達はもともと私が創り出したもの、精神操作は当たり前ですよ。」
うつろな目をした桃太郎とアージュ最高が二人に迫る。
「…だわ…死ぬん…だわ…」
「オ…ナイー…オナ…イー」
「しかし、時間稼ぎは出来たな。」
気付けば「」は何かのスーツを纏っていた。紫電が走り、「」の体のデッサンが歪んでいく。
「あつしスーツ起動完了…。見せてやるさ、歪みの極地をな。」(続く)
おまけ企画「なぜなに虹裏町」
http://dat.2chan.net/b/res/23504771.htm
副作用きそうなスーツだな。 うむ (;´Д`)ハァハァ

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26696 B05/02/12(土)01:23:54 No.23504395 02:34頃消えます
虹裏町スクリプト・虹裏町最期の日
第十五話「決戦、夢幻区画(「」編1)」
ビルの上に立つ孔明とその隣に縄で縛られているとしあき、そしてそれを下から見上げる
「」とスパイダーマン。
「クク…さぁ、楽しみましょうか。」
「…みんなは何処だ?」
「それ相応の場所におりますよ。もっとも、無事で帰ってこれるかは分かりませんがねぇ?」
「この野…」
飛び出そうとする「」をスパイダーマンが制する。
「今は我慢の子!スパイダーマン!」
「止めるなスパイディー。俺は奴を」
「(多分孔明はこっちの隠し玉に気付いてないと考える男、スパイダーマン)」
「(マジか)」
「(落ち着くよう促す男、スパイダーマン。やるだけやってみたい男、スパイダーマン。)」
「(分かった、孔明相手に通じるか判らんが一丁やってみるか。)」
05/02/12(土)01:24:24 No.23504418
「フフ…相談は終りましたか?私は構わないですが“彼等”は待ってくれませんよ?」
孔明が指を鳴らすと何処からともなく桃太郎の集団が這い出てくる。
「二人だけか」
「十二分に潰してやるわ」
「死ねカス」
「さて、としあき君は私が預かりましょうか。返してほしければここまで上がりなさい。」
孔明のその言葉と共に一斉に桃太郎達が飛びかかって来る。
「よし、いくぞスパイディー!」
「合点承知の助!スパイダーマン!」
「」がバールを抜きスパイダーマンと共に桃太郎達と向かい合う。
「蜘蛛野郎は厄介だ!早く潰すぞ!」
「いや「」をやれ!引き篭もっているから体力は少ないぞ!」
「「面倒臭ぇ!二人ともやっちまえ!」」
05/02/12(土)01:25:03 No.23504450
桃太郎達が一斉に飛び掛るが、広がったスパイダーマンの糸に絡め取られる。
「さっきから言わせりゃ…本場のNEETってのを見せてやる!」
糸に絡め取られた桃太郎達に「」がバールの一撃を見舞い一人一人沈めていく。
「うnー!!」
前方の地面が割れアージュ最高が複数現れ、「」に殴りかかる。
「オーナーイーッ!!」
「しまった!」
アージュ最高の拳が「」に当たろうとしたその時、バールが黒い光を放ちアージュ最高を吹き飛ばした。
「…な~んてね。アイテムその一、「グラヴィティー・バール」!まずは“圧”!」
「」がバールをアージュ最高に向けると見えない何かの力によりアージュ最高の体が地面に押しつぶされた。
05/02/12(土)01:26:30 No.23504513
「ほう…見たところ重力制御を施しているように見えますね。」
「うぅ…ん、ここは…。」
ビルの上で傍観している孔明。隣でぐったりしていたとしあきの目が覚めた。
「目覚めましたかとしあき君。」
「…!?孔明先生!」
「フフ…アレを見なさい。貴方の父とその同居人が不利な状況の中精一杯足掻いていますよ。
何やら道具まで持ち出していますが、果てさて何時まで通じるでしょうね。」
「…父さんは勝つよ。」
「ほう?」
「スパイダーマンだっているんだ、絶対に勝つよ。俺の父さんはここぞという時に決める父さんなんだ。
だから…あんなのに負けない!」
「さて、どうなることやら…。」
05/02/12(土)01:26:47 No.23504527
「スパイディー!糸出して何かに掴まれ!え~っと…“引”!」
今度は「」を中心として荒らし達や物体が引き寄せられる。
「そして“圧”!」
引き寄せられた荒らし達は見えない何か=重力によって押し潰された。
「こ、効果範囲は思ったより狭いぞ!距離を取って攻撃だ!」
「デター!」
荒らし達が離れて「」に投石を始める。数が数だけに膨大な量の石や瓦礫が飛んでくる。
「こういう時は…“斥”!」
「」の周囲にエネルギーの力場が発生し飛んできた石や瓦礫を弾き返す。
「くそっ!」
「注意一秒怪我一生!スパイダーマン!」
荒らし達が「」に気を取られている隙にスパイダーマンがウェブで動きを封じる。
「更に…“圧”!」
「…」「…」「…」
「あれ?“圧”!」
05/02/12(土)01:27:18 No.23504556
「」がバールのスイッチを押すが何も起きない。その直後、バールの持ち手からアラームが鳴った。
「解説書…「アラーム音はバッテリー切れです、交換してください」…マジか」
「落ち着いて逝くんだわ」「うn」
桃太郎とアージュが「」ににじり寄る。
「え~っと…!アイテムその二、「マインドアップロードボム」!
“虹黒”“惨事黒”“白液書房”“まつやん”“やめて”?…まぁいいや、全部投げちまえ!」
「」がリュックに入っていた手榴弾のようなものを投げつけると榴弾が炸裂し閃光が一瞬辺りを包む。
光がやんだ後、そこには荒らし達が頭を抱えて転がっていた。
「やめてやめてやめてやめて…あっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…」
「芽衣子たん助けて芽衣子たん助けて芽衣子たん助けて…」
「まままマジ勘弁!スパイダーマン!」
「頭の中にとてつもないイメージが大量に…説明書は…“これはラベルに書いてあるイメージを
大量に脳内に送り込む特殊武器です。複数同時使用は精神崩壊を引き起こす危険性がありますので
注意してください”…KOEEEEEEEEEEEEE!!!!なんつーもん渡すんだよ!」
05/02/12(土)01:27:48 No.23504581
「で、でも…孔明への道へ一直線…ス、スパイダーマン…。」
「フフ…そうですかねぇ?」
孔明が指を鳴らすと倒れていたはずの荒らし達がふらりと起き上がる。
「この者達はもともと私が創り出したもの、精神操作は当たり前ですよ。」
うつろな目をした桃太郎とアージュ最高が二人に迫る。
「…だわ…死ぬん…だわ…」
「オ…ナイー…オナ…イー」
「しかし、時間稼ぎは出来たな。」
気付けば「」は何かのスーツを纏っていた。紫電が走り、「」の体のデッサンが歪んでいく。
「あつしスーツ起動完了…。見せてやるさ、歪みの極地をな。」(続く)
05/02/12(土)01:34:56 No.23504943
おまけ企画「なぜなに虹裏町」
http://dat.2chan.net/b/res/23504771.htm
05/02/12(土)01:44:43 No.23505469
副作用きそうなスーツだな。
05/02/12(土)01:45:28 No.23505520
うむ
05/02/12(土)01:57:13 No.23506253
(;´Д`)ハァハァ


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