「は…？」
「…確かに私は母親としては出来てないかもしれないです。でも私は「」さんととしあきが好きです、
誰よりも大好きです。二人の事なら何だってめどくないです。貴方のような人には…絶対に渡しません。」
「ハッ、笑わせる！だったら…」
めどいときりこが互いにバールを抜く。
「この私を倒す事ね！」

虹裏町第十三区画
「おいおい、アージュが出てくるわ光の壁が出るわ一体どういう事だ俺！？」
「事情は後で説明します。私がテレポーテーションで近くのシェルターまで飛ばしますので避難して下さい。」
「わ、わかったぞ俺。」
事情を飲み込めていない町の住民達を2番たんがテレポートで付近のシェルターまで飛ばす。
「うｎ～ｷﾎﾞﾝｳｷﾎﾞﾝｳ」
「アージュの耐久力は桃太郎のそれを上回るが動きはのろい…。ならこれを！」

雪さんがスカートをほろうとスカートから一丁の銃が落ちてくる。切りつめた銃身が特徴の
ソードオフショットガンだ。
「一発…必中！」
雪さんが軽やかに飛び上がりアージュの頭に狙いを定める。引き金を引いた瞬間、銃口から
何か塊のようなものが出てアージュの頭に当たり、アージュはそのまま倒れた。
「う…ｎ…ｷﾎﾞ…ﾝ…。」
「特殊ゴム弾です。実弾だとグロくて色々とよろしくないですからね。」
再び飛び上がり次々とアージュを倒していく雪さん。
「雪さん、この周辺の人は全部避難させました！」
「ええ、こちらも丁度片づけました。この区域は完了ですね。」
「障壁の向こうには…「」さん達がいるんですね。あの人たちを相手に大丈夫なのでしょうか？」
「フフ…「」さん達はあぁ見えてけっこうできるんですよ。特にめどいさんは、ね。」
「一見すると筋金入りのめんどくさがりにしか見えないのですが…。」
「確かにめどいさんはめんどくさがりですが、それ故にすべての事を最小限のコストで済ませる
かなりの実力者だったんですよ。」

「ハァッ！」
「…避けるのめどい。（ﾋﾟｺｰﾝ）見切りました、カウンター狙いで。」
「クッ！こちらの攻撃を見切ってカウンターで合わせるとは…。ならこれはどうかしら？
職を導く光、ハロワサンシャイン！」
突然きりこの眼鏡とデコから強い光が照射されめどいの目を潰した。
「…ッ！」
「貰ったわ！」
きりこのバールがめどいのバールを弾き飛ばし二撃目がめどいを襲う。
「うぅっ！」
「アッハッハッハ！無様ねめどいさん。…じきに楽になるわ。」

「（左肩をやられた…良くてヒビ、最悪骨折。目もほとんど見えない上に武器も飛ばされてますね。）
武器を持つのがめどくなっただけです。素手でも貴方の相手は出来ます。」
「その強がりが…いつまで持つかしらねぇっ！」
バールの風を切る音を聞き分け何とか避けるめどい。手をだらりと下げ、力を抜いたノーガードスタイルだ。
「ガードの一つもしないなんて甘く見られたものね。ここまで来てそういくかしら？
伊勢家が技の一つ、“乱れバール咲き”！」
めどいをバールの乱打が襲う。ギリギリ避けていたが振り下ろされるバールが次第に体をかするようになっていく。
「諦めなさい。それなら命までは取らないわよ？」
「降伏して諦めるなんて、めどいだけです。」
窮地に陥りながらもめどいの目は力を失っていなかった。（続く）

とりあえずキリコ怖ぇ。

この騒ぎの中お疲れさまです。

文に違和感を感じるのは何故なんだろう・・・

>眼鏡とデコから強い光が
｢天津飯技を借りるぜ！｣吹いた。
やっぱりキリコはデコメガネだな。