「成る程…町を生まれ変わらせる…と。」
「フフ…さぁ、陛下達も再生を受け入れるのです。そうすれば」
「だが断る。」
「あら…町長たるもの、柔軟な考えをもったほうが賢くてよ？」
「ワシは古い石頭でのう、誰かを切り捨てて町をより良くするといった考え方は好かん。
みんなで変えていったらいい。それがゆっくりでも、辛く長い旅になろうとも、だ。」
「俺も賛成だ。うちの息子を掻っ攫っといて何が町の再生だ、スマートなやり方じゃねえな。」
「姉さんを…みんなを消し去った先にある町なんか真っ平御免だ。俺は姉さん達と生きる！」
「ハッテン出来ないのはちょっとナー。」「痔悪化兄ちゃんの炒飯が食べられないわはー。」
「朝の挨拶回りは私の人生です！」「「」さんに仕える身としては…。」
「ま、皆の意見は一致しておるようじゃの。と言う事でその行為、町長として却下させてもらおう。
…洗いざらい全てを吐いてもらうぞ。消えたOS達やぬこのおっちゃんの戻し方、
それに町にはびこる桃太郎共も含めて、のぅ？」

「フフ…やはりあなた方はそう答えますか。まぁ期待なぞしてはいないのですがね。多少強引でも
町の再生は執り行います…この力を使ってね！」
孔明が天に手をかざした瞬間、周辺一帯が光に包まれる。
「クク…さぁ見るが良い！我々の力を！」
光が晴れたその時、陛下たちが見たものはいつもと変わらぬ町の風景だった。
「！？幻術か！」
「フフ…よく見なさい。」

陛下が番地を確認する。
「コレは…！13区画！」
「フフ…驚くのはこれからだわ。ハァッ！！」
きりことユーゼスが天に手をかざすと再び周囲が光に包まれる。
「こ、今度は…なんだぁ？」
光がやんだ町、「」が目を見開くと13区画の先、何も無い筈の原っぱに町が広がっていた。
「クク…これこそが我が力、再生の役目は我らがこそに相応しいのだ！」
「貴様の様な輩に全てを委ねるとは笑止！このワシが直々に成敗をしてやろう…各員、準備は良いか！」
「「「応！」」」（続く）

佳境か…
サイドは無いよな？邂逅しちゃったし。

サイドストーリー「“みんな”の為に」
http://img.2chan.net/b/res/21956669.htm
「」達が封鎖区画に赴いた時の町の様子は…？

としあき君が人質なのに放置ぎみ…かわいそう…

おお、サイド見てきたよ。㌧。
住民をちゃんと忘れてない辺り読み甲斐があるよ。

さてどう展開していくか…毎夜ＧＪ！